吸水ショーツの洗い方は手洗い?洗濯機?臭いや洗いたくない時の対処法を紹介
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最近話題の吸水ショーツとは、ナプキンもタンポンもいらない次世代のサニタリーショーツです。
この記事では、吸水ショーツを使った後どうやって洗濯するのか、洗いたくないときはどうしたらいいのかを紹介します。
この記事でわかること
吸水ショーツとは
吸水ショーツとは、経血などの水分をパンツが直接吸収してくれるタイプの下着を指します。
仕組みはとても単純で、クロッチの部分に吸水布が複数枚重ねられています。
この布がナプキン数枚分の経血を吸収してくれるので、快適に1日を過ごせるのです。
通常、生理のときはナプキンやタンポンなどを使用しますよね。
吸水ショーツではそれらのアイテムを使わなくても快適に過ごすことができます。
ただし1枚あたりの給水量は決まっているので、経血量が多い日などはナプキン類と併用して使用しましょう。
おすすめの使用方法は生理の始まりそうなときや終わりかけに使用するというもの。
身につけておくことでいつ始まるのかわからず下着を汚してしまう不安や、いつまでもナプキンをつけていなければならない不快感から開放されますよ。
吸水ショーツの洗い方【手洗い編】
吸水ショーツはクロッチ部分に多くの経血を吸い込んでいるため、洗濯機に入れる前に手洗いすることが必須となります。
慣れれば簡単に洗えるので、まずは手洗いの手順をチェックして洗濯の準備を行いましょう。
以下の順番で洗えば効率的に吸水ショーツをきれいにできますよ。
もみ洗い
まず、吸水布に染み込んだ経血をもみ洗いで流しだしましょう。
ショーツを裏返して、水やぬるま湯でもみだすように洗ってください。
強くこするのではなく吸収されている経血を流しだすイメージです。
生地を強くこすると摩耗して早く傷んでしまうので注意してくださいね。
もみ洗いを念入りに行うことで、次の工程がとても楽になりますよ。
ぬるま湯と洗剤を入れつけ置き
経血を洗い流したら洗面器にぬるま湯や水を溜めて、洗剤を溶かしましょう。
この水の中に吸水ショーツをつけ置きしてください。
布が浮いてきてしまうので、クロッチ部分を下にしてつけることがポイントです。
つける時間は約3時間〜半日程度。
半日以上つけ置きする場合、水の中に雑菌が繁殖しやすくなるので途中で一度新しい水に取り替えてください。
すすぐ
つけ置きが完了したら、溜めていた水を捨てて吸水布に流水をかけながらしっかり洗い流しましょう。
このときもこすりつけるのではなく、汚れや洗剤をもみだすようにすすいでください。
そのまま水分を取って干しても平気ですが、まだ汚れが気になるという場合は再度洗濯機で洗いましょう。
吸水ショーツの洗い方【洗濯機編】
吸水ショーツを洗濯機で洗うときには、必ず洗濯ネットに入れてください。
洗濯や脱水のときの激しい回転にさらされるとショーツの生地が伸びてしまいます。
その刺激で、吸水力が損なわれると経血漏れの原因となるのです。
また、商品によっては柔軟剤が使えないものもあるのであらかじめ洗濯表記をしっかりチェックしておきましょう。
吸水ショーツの洗い方の注意点
吸水ショーツは経血汚れを多く吸い込んでいるため、間違った洗い方をすると汚れが落ちない場合があります。
また、生地を傷め本来の機能性が損なわれてしまうこともあるため、洗うときにはいくつかの注意点を意識して行いましょう。
吸水ショーツを正しく洗うポイントを3つ紹介します。
もみ洗いは30度以下
吸水ショーツを洗うとき、熱いお湯を使うのは絶対NGです。
血液の主成分であるタンパク質は、30度以上の熱に触れると凝固してしまいます。
卵の卵白部分が焼くと白く固まるのもこれと同じ現象。
タンパク質が固まると、水分や洗剤が浸透しにくくなり汚れが落ちにくくなってしまいます。
そのため、吸水ショーツを洗うときには必ず水か30度以下のぬるま湯で洗うようにしましょう。
吸水ショーツは裏を返して干す
吸水ショーツを干すときは、必ず裏返して干すようにしましょう。
クロッチ部分に使われている布は吸水性が高く、洗濯後も水分を多く含んでいます。
そのため、クロッチ部分は乾きづらく、雑菌の繁殖や生乾き臭の原因となるのです。
また、干すときに4つのピンチを使って立体的に干すのも効果的。
生地と生地の間に空間を作ることで空気の逃げ道ができ乾きやすくなります。
乾燥機を使って乾かさない
吸水ショーツはクロッチ部分がなかなか乾きにくいのですが、乾燥機を使うのは絶対に避けましょう。
水を吸い込みやすい素材が使われているクロッチ部分は熱に弱いことが多く、乾燥機による高熱はその機能性を失わせる恐れがあります。
洗濯乾燥機を使用している場合、洗濯が終わった段階でショーツだけを取り出し、必ず直射日光の当たらない風通しのいい場所で自然乾燥させてください。
吸水ショーツを洗いたくない時の対処法
生理のときは腹痛や下半身のむくみ、だるさなど動きたくない症状が多く発生します。
そんなとき吸水ショーツを手洗いするのはどうしても面倒だという人もいるでしょう。
では、洗いたくないときはどうしたらいいのでしょうか。
ここでは、吸水ショーツの面倒な洗濯手順をできるかぎり省く対処方法を紹介します。
お風呂に入るついでに洗う
吸水ショーツを販売している多くのメーカーは、手洗いしてから洗濯することを推奨しています。
しかし、疲れて帰ってきた日などは「手洗いするのが面倒」と思ってしまうこともあるでしょう。
そんなときはお風呂に入っている間に、一緒にもみ洗いしてしまいましょう。
もみ洗いしたショーツを洗面器でつけ置きして、さっと洗い流せば簡単に汚れを落とすことができます。
経血汚れ専用の洗剤もあるので、お風呂場に一つ置いておけば便利ですね。
その後は洗濯機で普通に洗ったり、そのまま干したりすれば簡単に洗濯が終わらせられますよ。
吸水ショーツのみ洗濯機に入れる
どうしても手洗いが面倒だというときは、直接洗濯機に入れてしまうのもOKです。
吸水ショーツを事前に手洗いするのには、汚れが落ちやすくなるだけではなく、他の衣服に経血汚れが移らないようにするという理由もあります。
そのため、他の洗濯物と混ぜないで吸水ショーツだけ単独で洗えば、手洗いせず洗濯機で洗っても大丈夫なのです。
このとき、経血汚れ専用の洗剤を使用し洗う時間を長く設定すれば、汚れもしっかりと落ちてくれますよ。
すすぎも2回行って、吸い込まれている経血をしっかりと洗い流しましょう。
吸水ショーツ用洗剤おすすめ3選
吸水ショーツを洗うときは、経血やおりものなどの汚れに対する洗浄能力を高めた専用の洗剤を使用する方法がおすすめです。
ロリエやサラサーティーと言った有名メーカーからも専用洗剤が販売されているので、ぜひ活用してください。
ここでは、とくに優秀で使いやすい吸水ショーツ用洗剤を3つ紹介します。
ロリエ / ランジェリー泡洗剤
ロリエから販売されている経血専用洗剤は、泡で出てくるという特徴が人気です。
細かな泡がしっかりと経血汚れに浸透してくれるので、直接プッシュするだけで効率的に汚れが落とせるでしょう。
また、この洗剤には数時間経った経血汚れも落とせるアタックの洗浄技術が搭載されています。
そのため、1日使った吸水ショーツの汚れもすっきりと洗い流すことができるでしょう。
シンプルなボトルデザインと旅行先にも持ち運べるサイズ感も人気の理由です。
サラサーティ / 経血おりもの用ランジェリー洗剤
サラサーティーの経血・おりもの専用洗剤は、20分のつけ置きで気になる汚れをすっきりと落としてくれる便利なアイテム。
界面活性剤SAS(アルキルスルホン酸ナトリウム)という浸透力が高い成分が、繊維の奥まで入り込み経血汚れを浮かせて落としてくれます。
もみ洗いやつけ置きを行うときに利用すれば、短時間でしっかりと経血を流しだしてくれるでしょう。
側面にメモリが付いているので片手で容量を測れるのも便利なポイントです。
ブラデリスニューヨーク / ランジェリーソープ
ブラデリスニューヨークのランジェリー専用ソープは、重曹とクエン酸の天然成分が配合された生地に優しい洗剤です。
短時間のつけ置きでも気になる経血汚れをすっきりと落とせるので、下着そのものに負担がかかりにくく大切なランジェリーを長持ちさせてくれます。
粉タイプの洗剤ですが水溶けも良いので簡単に使えますよ。
優しいフラワーブーケの香りと無香料の2種類から選べるアイテムです。
吸水ショーツの洗い方はこれで解決!長く履き続けるためには丁寧なお手入れを
ナプキンやタンポンを使わず、普段と同じ下着の着心地で生理期間が過ごせる吸水ショーツ。
サステナブルの視点から見ても、不要な廃棄物を出さないこのアイテムは多くの女性から注目されています。
しかし、生理中のだるい時期に手間のかかる洗濯をするのは面倒だと思う人もいるでしょう。
吸水ショーツは手洗いが推奨されていますが、使う洗剤や洗い方を工夫することで効率的に汚れを落とすことができます。
自分に合ったお手入れ方法を見つけて、新しい生理中のランジェリーライフにチャレンジしてみましょう。
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